GOURMET / 2019.02.27
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昭和43年から続く味、「特丼」を食べてきた。

都内を中心に活動中の、こうやもゆと申します。もゆ山(もゆやま)と呼んでください。
もゆ山コラム35本目の今回は、「天宝」渋谷店を紹介したいと思います。
渋谷駅を背にしてタワレコを通り過ぎ、そのまま道なりに進んだ場所にあります。
「天宝」渋谷店

こういう店って絶対おいしいよな…と、安心感をおぼえてしまうような店構え。
入り口近くの大きな看板には、「特丼」「秘伝の旨ダレ」「男メシランキング第1位」の文字が並び、なんだかもうすでにおいしそうです。
店内へ

平日夜20時すぎに入店。
カウンター席もありましたが、すいていたのでテーブル席に着きました。
メニュー

こちらがメニューです。
麺類が充実している印象で、セットメニュー以外はすべて1,000円以下でした。

そしてこちら。
店の入り口にあった看板メニュー、「特丼」!
まかない飯をメニュー化したものだそうで、甘みが特徴の淡路産玉ねぎと豚肉を炒めたオリジナルメニューとのこと。
セットが人気ナンバー1ということは、特丼単品だときっとやや小ぶりなのか…?と予想し、半ラーメンがセットになったメニューを頼んでみることにしました。
待つこと10分…。
特丼+半ラーメン(1,050円)

来ました!
名物「特丼」…!
醤油ベースで、スタミナ丼といった雰囲気。
ややピリっとするものの、玉ねぎ、豚肉、炒り卵で、甘みが引き立っています。
しょっぱすぎない絶妙な味付けが家庭料理っぽさもあり、ガツガツ口に運びたくなるおいしさでした。
半ラーメン(塩)

半ラーメンは、塩をチョイス。
細い麺、小さな焼豚が1枚、ネギとワカメ。
オーソドックスな味です。シンプルながらおいしい。

黙々と食べて、完食~。ごちそうさまでした!
そんなに大食いなわけでもないわたしでちょうどよかったので、たくさん食べたい方は、ちょっとだけボリュームが物足りない、かも…?

取材を受けたり、雑誌に掲載されることもよくあるそうで、快く店内の撮影を許可して下さいました。
全面喫煙可のため、ヤニで壁がやや汚れていますが、それすらも味があるように思えてくるような空気があります。

昭和43年は、こんなかんじだったんですね。
今とかなり雰囲気は違いますが、この当時から特丼があったのかーと思うと不思議です。

入り口そばのレジで支払いし、店を出ました。
元気のいいテキパキとした接客も好印象でした!
最後に
どんぶり飯が食べたい!でもこう…牛丼チェーン店とかじゃなくて…。という日におすすめな「天宝」渋谷店。
わたしの、またふらっと行きたいお店リストに加わりました。
ここまで目を通していただき、ありがとうございました。次は、もうひとつの名物「宝麺」を食べてみたい、こうやもゆでした。また次回のコラムでお会いしましょう~!
天宝(てんぽう) 渋谷店
住所:東京都渋谷区神南1-10-7 テルス神南1F
電話番号:03-3462-0622
営業時間:【平日】11:00〜21:00
【土曜】11:00〜17:00
定休日:日曜日