ANIME / 2019.03.09
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温かい食卓にほっこりする『ごはん漫画』2選

みなさんこんにちは、または初めまして! 虹のコンキスタドールの岡田彩夢です!
春は新生活を始める方が多く、なかには一人暮らしデビュー!なんて方もいると思います。
そんな一人暮らし、気ままに生活できて楽しいけれど、掃除や洗濯、そして何より自炊が面倒なんですよね…。
私もついついコンビニのご飯やレトルト食品で済ませてしまうことが多いです。
そして手作り料理への恋しさからホームシックになる経験も、一人暮らしあるあるなのではないでしょうか…。
あぁ、温かい手作り料理が食べたい!人と食卓を囲みたい!!
ということで、今回は寂しい心もほころぶような「ごはん漫画」を紹介したいと思います!
まず1冊目は、お腹と心をやしなう日々を描いた『日々まめまめとむしやしない』

B級ミステリー作家・春野まどかは、極度の人嫌いで引きこもり。
ミステリーはとんと売れないけれど食べものの描写は絶品で、助手である伊藤も春野まどかが気まぐれに出した食彩記のファンとして押しかけてきたのが始まりでした。
人嫌いかつ人見知りに加え、部屋もすぐに散らかすし原稿もなかなか進めない…そんなダメ人間の先生を見て、助手という名のお世話係として、伊藤は素人であるにも関わらず料理を頑張ることに!
作中に登場する料理は家庭的な料理であるものの必ず一工夫されていて、例えば第1話では水炊きにオリーブオイルと塩、ごまや柚子胡椒、ラー油、ポン酢…などなど足しつつ味わうのですが、聞いているだけでお腹が空いてきそうなほど美味しそうじゃないですか…!?
料理にもときおり、先生のおばあちゃんとの思い出が詰まっているものが登場したり、ストーリーのキーとなるものがあったりするのも見どころです。
何よりも、伊藤が先生のためを思って作った愛情たっぷりの料理が優しくて胸に沁みます…。まさにお腹と心をやしなう毎日。
美味しそうな料理と、凸凹な2人が互いに作用し合って成長していく様子に、読んでいて心が温かくなります。
簡単なレシピも載っているので、作中に登場する料理を食べてみたい方や、レパートリーを増やしたい方にもオススメです!
2冊目は、美味しそうに食べる顔にときめきが止まらない!『先生にごちそう』

コワモテで周りから距離を置かれて生きてきた宝良ちゃんは、高校デビューを目指し遠い親戚の家で新生活を始めることに。
引っ越してみると、一緒に暮らすことになったのは憧れの小説家である佐伯郁巳だった…!
そんな佐伯先生は基本的にのんびりとしていて自己管理能力が乏しいため、不摂生が祟りしょっちゅう倒れていました。
大好きな先生の役に立ちたい!という一心で宝良ちゃんは家事を担当するのですが、いつも先生のことを考えているあまり「これで何か好きなもの買っておいで〜」と言われてもいつもより良いお肉を買って帰ってくるくらい健気な子なんです…尊い…。
そして、なんといっても料理を食べている佐伯先生の表情がとても魅惑的なんです!どれくらいかというと、普段は無表情でコワモテな宝良ちゃんの表情が見て分かるほど豊かになるレベルです。
食べている時の効果音も美味しそうに書かれていて、この漫画の魅力の一つです!
ちなみに私は食べている顔のコマだけ通常の3倍くらい時間をかけて見つめました…。
宝良ちゃんが作る料理は照りマヨチキンだったりわらび餅だったり冷麺だったり、佐伯先生の好きなものがたくさんで愛情を感じるのですが、宝良ちゃんが風邪を引いてしまうお話では佐伯先生が頑張って卵粥を作ってくれたり、寂しがる宝良ちゃんのそばに居てくれたりします。
なんと言っても2人の関係が可愛い…!
人と囲む食卓ってやっぱり良いものだなぁとしみじみ感じるくらい温かく、可愛らしいお話です。
料理もとっても美味しそうに描かれているので、読んでいてお腹が空いてしまうかも…?(笑)
誰かが一緒に食卓を囲んでくれて、そこで食べるご飯が美味しいととびきり幸せ!
一人暮らしをしていると、疲れていたり一人分だけ作るのが億劫で自炊を避けてしまいがちですが、漫画を読んで心も温まって、料理してみようかな?という気持ちになってもらえたら嬉しいです。
ご飯漫画は癒されるので疲れている方にもおすすめです〜!
食事や料理することを好きになると、明日のご飯は何にしようかなぁと考えるだけでも楽しいですよね。
それでは、お付き合いありがとうございました!岡田彩夢でしたー!