SPORTS / 2019.03.31
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【ラグビー】オールブラックスの儀式、ハカって?

こんにちは!南端まいなです。
皆さん「ハカ」というものをご存知でしょうか。
ラグビーニュージーランド代表、オールブラックスが試合前に行っている儀式です。
ハカ自体はラグビーファンでなくても有名ですよね。今日はそのハカについて少し書こうと思います。
ハカについて調べてみました!
ハカというのはもともと、マオリ族の戦士が戦いの前に、手を叩いて足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を威嚇する舞踊だそうです。
ニュージーランドの先住民族、マオリ族のウォークライを「ハカ」と呼び、現在では結婚式や歓迎式典などで相手に対して敬意や感謝の意を表する舞として披露されています。
また、葬儀でハカを行うこともあるそうです。
オールブラックスで活躍されていた、ニュージーランドの選手ジョナ・ロムーの葬儀で、ラグビー場でかつてのチームメイトやオールブラックスのOB達がハカでロムーを送る映像を見た時は鳥肌と涙が止まりませんでした。
大きくて力強い声と迫力
ちなみにこのハカには種類があるようで、通常の「カマテ」と、ここぞという時にやる「カパオパンゴ」があります。
ここ一番の試合ではみなさんぜひ注目してください!
私は去年のリポビタンDチャレンジカップの時、実際にハカを見ました!
遠い場所から見ているのに、大きくて力強い声と迫力と試合に対する熱が凄く伝わってきて、興奮しました!!
ちなみにハカを生で見たのはその日が初めてでした。
感動しました…。
ラグビーではオールブラックスがハーフラインを挟んでハカをします。
このニュージーランドのハカは相手にプレッシャーを与える力強いハカですが、2011年のニュージーランドで行われたラグビーワールドカップ決勝戦。ニュージーランドとフランスの決勝。
ニュージーランドのハカに対してフランスが、最初はVの字になっていた所を、横一列になってハカを跳ね返すように肩を組んでどんどん前に近づいて行き、最後はハーフラインを超えるところまで迫りました。
会場全体が黒に染まっている、フランスにとっては厳しいアウェイの中、その押し返すような力強い気迫がとても印象深かったです。
ハカはニュージーランドだけではないんです!
ところでハカは、ニュージーランドだけではなくサモア、トンガ、フィジーにもあります。
意外と知られてないんじゃないかな?
いわゆるアイランダーズといわれている島国もハカをします。
ハカはニュージーランドだけではないんです。
ワールドカップを観戦に行く方はそれぞれのハカを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ところでいつも思うのですが、ジャパンも何かやればいいのになあ。
気合いをもう一段いれるために、日本らしいこと…例えば試合前に四股を踏む?とか??
日本らしい何かをやってみたら面白いかもしれないですね!