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SPORTS  /  2019.07.23

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名馬の思い出と振り返る「私が競馬を好きな理由」

こんにちは。馬事文化応援アイドル 桜花のキセキ・一瀬恵菜です。

桜花のキセキは、昨年「かしわ記念」の日に船橋競馬場でステージデビュー。
競馬場やウインズ(場外馬券場)で、イベントやトークショーに出演させて頂いたり、馬事メディア「HORSE CULTURE LOVERS」で、馬事の取材をするなどの活動をしており、馬を愛する全ての方を笑顔にできるよう活動しております!

さて今回は「私が競馬を好きな理由」と題しまして、きっかけやキーホースになったお馬さんについてお話していきたいと思います。

競馬を好きになったきっかけ

なんといっても始まりは、競馬を愛する家族のもとで育った影響が大きいです。
小さい頃から競馬好きの父によく競馬場へ連れて行ってもらいました。

動物が大好きだったので、お馬さんって可愛いな、かっこいいなという気持ちが始まりでした。
ターフィーショップという競馬場内にあるグッズ売り場へ行けば、ぬいぐるみを買ってもらえるのも私の楽しみでした。

芦毛の怪物「クロフネ」

そんな私に競馬というスポーツとしての魅力を教えてくれたのは、芦毛の怪物「クロフネ」でした。
クロフネは10戦6勝。NHKマイルカップとジャパンカップダート、芝とダート2つのG1を制した名馬。

父もよく「クロフネは〜」と私に話してくれた記憶があります。
白くて可愛くてあっという間にファンになった私は、とあるレースで衝撃を受けました。
クロフネが初ダートとなった武蔵野ステークスです。

当時どういうお馬さんが強いかなどよくわからなかった私にも、4コーナーの手応え、そして400mを切ってから突き放し続けた能力の高さ、後ろを確認する余裕さえある武豊騎手。
結果的に9馬身差の圧勝となったこのレースは、幼き私にとって忘れられないものとなりました。

クロフネより前の時代も知りたい!クロフネのことをもっと詳しく知りたい!
そう思えば思うほどに、この世代のライバル達(日本ダービー馬ジャングルポケット、世代屈指の名馬アグネスタキオン)のレースにも感銘を受けるようになりました。

女王「シーザリオ」

そこからは競馬の世界にどっぷりとはまり、父と競馬ゲームをしながらレースや種付け、怪我やローテーションなど難しさも学びました。

そして訪れた2005年。
この年のクラシック世代は牡馬に飛んでいるような走りを見せるディープインパクト。そして牝馬戦線はラインクラフト、エアメサイア、シーザリオなど素晴らしいライバル関係となっていました。

私は黒光りの好馬体でおでこに三日月のマークのような星を持つシーザリオに釘付けでした。

桜花賞はラインクラフトにあと一歩届かずでしたが、これがオークスで広い東京競馬場のコースになったら…彼女の走りは一体どうなるのかと当時の私をワクワクさせました。
そしてその予感は的中。
正直残り200mのとき「届かないかもしれない!」そんな気持ちもありましたが、残り100mで外から黒い馬体が迫ってくる直線は何度見ても熱くなります。

オークス馬となった彼女の次走選択はなんとアメリカンオークス。日本時間で朝の発走だったので早起きをして中継を見た記憶があります。
印象的な実況とともに異国の地でも強すぎた彼女の脚色(あしいろ)に、先頭に立った時には少し不思議な気持ちになったことを覚えています。

福永騎手の笑顔と共に日米オークス制覇となったシーザリオは本当に輝いて見えました。
アメリカンオークスのポスターを勉強机のカバーに入れて、勉強する際は勝手にですが、シーザリオに勇気付けられていました。それほどに私にとって魅力ある一頭でした。

クロフネもシーザリオもまだまだ走る姿を見てみたかったと思う気持ちは正直あります。
ですが種牡馬、そして繁殖牝馬としても輝かしい功績を残し続ける二頭には色々な夢を託したくなります。

彼らの血を引く仔が無事にターフを駆け抜けること、そして似た何かを持つ仔が生まれた時、私は競馬というスポーツの深みにもっと気付き、さらに愛することができると思うのです。

自身の思い出と競走馬、競馬が重なる瞬間は私にとって宝物で、知らぬ間に色々な想いを託していることに気がつきます。

次の記事では「競馬を好きな理由その2」と題しまして、さらに現代へ近づきたいと思います。

    一瀬恵菜

    馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」メンバーとして、2018年5月より活動開始。
    競馬場やウインズにて、ライブイベントやトークショー、予想番組等に多数出演。
    競馬好きの家庭に生まれたこともあり、幼少期から競馬に慣れ親しむ、桜花のキセキ一の競馬通。
    2019年5月に立ち上げられた、馬事メディア「HORSE CULTURE LOVERS」では、
    取材等も自ら行って記事を寄稿するなど、馬事文化を広めるための広報活動も積極的に行っている。