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SPORTS  /  2019.08.28

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愛馬の思い出と振り返る「私が競馬を好きな理由」後編

こんにちは。馬事文化応援アイドル 桜花のキセキ・一瀬恵菜です。

桜花のキセキは、昨年「かしわ記念」の日に船橋競馬場でステージデビュー。
競馬場やウインズ(場外馬券場)でイベントやトークショーに出演させて頂いたり、馬事メディア「HORSE CULTURE LOVERS」で馬事の取材をするなどの活動をしており、馬を愛する全ての方を笑顔にできるよう活動しております!

今回は「私が競馬を好きな理由」第2弾ということで。
さらに現代に近づき、私が知った競馬の魅力、楽しみ方を書いてまいります!

幼い頃から引き込まれた「一口馬主」の魅力

第1弾では、思い出の名馬と共に振り返ってまいりましたが、そもそも競馬を愛していく上で、個人的になによりも大きかったのは、父が「一口馬主」として競馬に触れていた影響かもしれません。

(※一口馬主とは、一頭の競走馬をさまざまな種類の口数で分割して出資者を募るシステムのこと)

一口馬主をやられている方々には、皆さん様々な考え方があると思います。
ここでは私なりに感じてきたことをお伝えしたいと思います。

父は私が小さい頃から一口馬主を始めており、皆さんで出資している大切な一頭一頭を沢山の愛情と思いで見つめてきました。

勝手に家族のような感覚で父の出資馬を愛していた私は、小学生の時の図工の作品もほぼ愛馬(出資馬)をモチーフにした作品でした。

募集馬カタログを見ながら馬体や血統を見るのは凄く面白くて、学校から帰ってきて募集馬DVDを眺め、勝手にいいなと思う子を探す時間がとても楽しかったです。

ある時、父にゴリ推しした一頭がいて、結局私の意見は聞いてもらえなかったのですが、そのお馬さんが「夢のような旅路」を描く活躍をし、そこから出資馬の選択権利は私にも託されるようになりました(笑)

そして家族全員の会議と投票で出資馬を検討するようにもなり、より一層応援に熱が入るように!

一レースに賭ける想いがグッと深まる一口馬主

競馬場へ応援に行き、晴れ舞台に立つ愛馬の姿には、隠しきれない緊張と些細な変化にも敏感になってしまうような思いと、1着でゴール板を駆け抜ける姿を想像して、とにかく無事に帰ってきてほしいと願います。

信じられないくらい幸せな気持ちになったり、勝ち上がった時にはその子との未来を想像して嬉しくてたまらなくなったり、全てが崩れ去るような悲しい出来事もありました。

レースのある週は毎日その子のことを考えて「こういう展開になったら、あの子は末脚が生きるはずだ…!」「今回のジョッキーさんは以前にも跨っていただいてるし…これはいける…!」とワクワクしています。

一頭一頭、デビューまでのレポートも、新馬戦の内容や歩む道が違うことも、幼い頃から知れたのは本当にラッキーだったなぁと思います。

それと同時に本当に難しいと痛感することがかなりありました。

思い入れたくさんの愛馬達

父が出資した全てのお馬さん達が思い出に残っていますが、本当によくキセキのようなことも起きたなぁと思うことがあります。

競走生活を走りきる活躍してくれたある一頭は、歳を重ねるごとに馬体がしっかりとしてたくましくなっていく姿をよく見守ることができました。
今は母として頑張っていて、産駒を見るのはたまらなく愛おしくなります。

新天地に行っても輝いたある一頭は、私にとってお兄ちゃんのような存在。
違う環境へ行っても自身のポテンシャルを落とさず、個性的な性格で我が家に光を沢山与えてくれました。

悔しいくらい強い一頭と同世代だったある子は、初めての嬉しさを沢山教えてくれた存在。この子に出会えていなかったら父が一口馬主を「やめていたかもしれない」そう呟いた一頭です。
その先に出会えた愛馬達にもきっと出会えませんでしたし、私も違うお仕事をしていたかもと感じます。

家中が愛馬の写真やゼッケンで溢れていますが、どのレースもよく鮮明に覚えています。

どんなレースも、いかに勝ち上がることが難しいか。
そして無事にデビューするためには、どれだけ多くの方のお力と奇跡の結晶となっているのかを気付かされます。

愛馬達が導いた、桜花のキセキとしての活動

桜花のキセキとも関わりが深い「ヒヒンチャン」との一枚

桜花のキセキとして仕事をしていく上で、今までの競馬と馬との関わり方が、より深く変わってきたと実感しています。

文字だけで見て感じてきた結末も、より現実的に刺さるように感じることも増えました。
思い出があると辛くなることもあります。

それでも競走馬として生まれた彼らのことを全力で愛し、応援し、力になれたらと私は強く思います。

一口馬主として競馬ライフを楽しむ父のもとで、同じ時間を過ごしてきただけかもしれませんが、自分自身の人生の選択において大きな決断になっていたであろう瞬間に、愛馬たちはそばにいて、そして道筋を作ってくれていました。

私が今「桜花のキセキ」で活動できていることは、沢山心を揺さぶった思い出ある愛馬達のおかげかもしれません。

放牧中に会いに行けば愛くるしい表情の愛馬が、レースではキリッとカッコよく、美しく、そして逞しく見えます。

出資者の方々や多くの方と喜びや悔しさを分かち合えることも、滅多にできない体験ですし、お知り合いさんの出資馬が勝利した時の喜びも最高です。

改めて競馬というスポーツは楽しみ方が豊富だと実感できます。

一口馬主クラブのアンバサダーとしての活動もスタート!

今後桜花のキセキは1年間、一口馬主クラブである「YGGオーナーズクラブ」さんで応援アンバサダーとして活動します!

メンバー7人でそれぞれ7頭の牝馬を皆さんと応援させていただきます。
一頭ずつ様々な物語が始まっていますので、しっかり見届けたいと思います!

これからも多くのお馬さんの活躍を祈ります!

    一瀬恵菜

    馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」メンバーとして、2018年5月より活動開始。
    競馬場やウインズにて、ライブイベントやトークショー、予想番組等に多数出演。
    競馬好きの家庭に生まれたこともあり、幼少期から競馬に慣れ親しむ、桜花のキセキ一の競馬通。
    2019年5月に立ち上げられた、馬事メディア「HORSE CULTURE LOVERS」では、
    取材等も自ら行って記事を寄稿するなど、馬事文化を広めるための広報活動も積極的に行っている。