SPORTS / 2019.10.12
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引退した競走馬はどこに行く?その支援活動とは

こんにちは!
馬事文化応援アイドル 桜花のキセキ・一瀬恵菜です。
競馬もいよいよ秋のG1シーズンが開幕。
桜花のキセキとしても、そんな秋に向けて出演のお話もたくさんいただいており、活動も!競馬も!とってもワクワクする秋を過ごしております。
今回ご紹介するのは「引退競走馬支援」に関する活動です。
私たち桜花のキセキは、『認定NPO法人 サラブリトレーニング・ジャパン』のチャリティーアンバサダーとして活動させていただいています。
そもそもなぜ引退競走馬の支援が必要なのか…
競走馬たちは競馬の世界で活躍していくためのトレーニングや調教を受けているため、競走馬を引退直後に新たな道を歩むことが大変難しくなっています。
乗馬やセラピーホースとしての道を歩むお馬さんもいますが、競走馬を引退して、すぐに乗馬として活躍できるわけではありません。
競走馬としてのトレーニングを受けていた彼らは、第2の人生を歩むために「リトレーニング(再調教)」という工程を受ける必要があります!
私たち桜花のキセキがチャリティーアンバサダーとして応援させて頂いている吉備高原という場所は、そのリトレーニングを専門的に行なっている施設なのです。
また引退直後に行き場を探すことの難しさを改善するために、今年滋賀県栗東市にはTCC セラピーパークという日本初の「ホースシェルター」ができました。
ホースシェルターとは、引退直後の競走馬が次のステップを歩むために在籍できる一時避難場所となっています。
競走馬が多く在籍する栗東トレセンからも近く、引退馬を支える環境が多くの方の協力によって増えていることがわかります。
私たちが馬事文化を発信し、応援することでお馬さんの活躍の場が広がることを願い、現状を多くの方に知っていただけたらと思っています。
メディアでの発信活動
これまでの活動と致しましては「HORSE CULTURE LOVERS」という馬事メディアを発足し、流鏑馬、乗馬レッスン、草競馬、馬を愛する方々へのインタビューなどをメンバー自らが取材し、記事にさせていただき発信をしています。
その記事の中には、一般社団法人・ジャパンホースグラウンドワーク協会理事を務められている角居勝彦さん、西崎純郎さん、持田裕之さんに、私たちのラジオ番組である渋谷クロスFM「Girl's Horse Times Radio」にお越し頂いた際の内容も掲載しております。
引退馬支援の現状や可能性について、こちらでも発信していただきました。
イベント出演での応援
その他イベントでは、新橋のGate Jにて引退馬フォーラムに出演させて頂いたり、メンバーのなな、らむね、あいりが園田競馬場でのサンクスホースデイズに参加させていただきました。
私たちも応援させて頂くことで、より多くの人に引退馬支援の活動を知ってもらえる機会になってくれればと願っています。
「#引退競走馬を未来へ」での発信
Twitterなど、SNSでの発信もその一つです。
桜花のキセキの活動の各所で出会う人たちと、このパネルを持って写真を撮り、「#引退競走馬を未来へ」というハッシュタグで発信しています。
これも多くの人に引退馬支援の活動が広まるようにと行っている活動の一つです。
桜花のキセキLiveで始まった引退馬支援グッズ

先ほどご紹介した「HORSE CULTURE LOVERS」はLiveイベントとしても行っています。
私たちのLiveパフォーマンスとともに、馬を愛し、携わる方々をゲストにお招きし、トークライブと共にイベントを行うのです。
桜花のキセキの楽曲は、どこか馬と人を想像できるような歌詞が多く含まれています。
そのようなLiveパフォーマンスを行う中で、物販としても引退馬支援を応援したいとメンバーで立ち上がり、色々なグッズを製作しました。
メンバーのなながデザインしたパーカーや、ハートと馬を連想させるマークの付いたものは売上の一部を引退馬の支援とさせていただいております。
応援してくださるファンの皆様と一緒に引退馬支援の方法を知っていけるのは、アンバサダーとして大変嬉しいことです。
今後も多くのイベントで、引退馬支援活動を応援!

今後は、10月14日(月・祝)に東京競馬場にてサンクスホースデイズに。
来月には、11月2日(土)に吉備高原サンクスホースデイズ「パカパカフェスタ」に参加させていただきます。
岡山県最大級の馬と触れ合える参加型イベントとなっておりますので、是非一緒にお馬さんの魅力を知っていきましょう!