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ENTERTAINMENT  /  2019.11.04

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「数奇な人生」から自分を見つめ直す…感動映画

皆さん、こんにちは。森岡悠です。

突然ですが、皆さんは人生について考える事はありますか?
忙しない毎日を過ごしているとその瞬間その瞬間に必死になってしまい、自分の人生を客観視出来なくなる事もあると思います。

でも、そんな時に自分の始まりから終わりを一つの物語だと思って、まるでその物語の読者のように眺める事が出来たら、きっと気付けていなかった何かに気付けるんじゃないかと思うんです。
今回ご紹介させて頂く映画は、そんなきっかけになってくれるような作品です。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008)

有名な作品ですので「観たことあるよ!」という方も多いのではないでしょうか。

生まれながらにして老人で、時間が経つにつれて若返っていく男性のお話です。
この男性の一生を彼の日記を通して、アメリカの時代背景に沿いながら物語は語られていきます。

凄く凄く考えさせられる映画でした

登場人物の一生を画面を通して覗き見ることで、人生とはなんなのか、産まれてそして死んでいく運命の中で、その瞬間その瞬間何を想って何を遺していけるのだろうか、と凄く凄く考えさせられる映画でした。

時間というものは必ずしも進んでいく訳で、今このコラムを書いている23歳の私もこれから30代、40代、50代へとなっていく。
永遠なんて無いんだなっと思うと寂しくなる瞬間もあるけれど、ベンジャミンのように一人だけ時間の進む方向が違うというのもなかなかに切ないものがありました。

側には誰かがいてくれるのに、その人とは同じように歳を重ねていく事が出来ない。数字と見た目が伴ってくれない。
だからこそ諦めないといけないものもあったりして、物語の後半シーンは胸が苦しかったです。

でも言い方を変えれば、ベンジャミンは時間の進む方向が周りと逆なだけで、皆と同じように産まれて、そして死んでいく人生を歩んでいます。

目の前の一瞬一瞬がとても素晴らしい

目に映るもの全てが新鮮な子供時代、いろんな人と出会ってその人の話を聞いて、恋をして、生や死とぶつかって、驚きの事実を知ったり、冒険したり、悲しんだり、ただひたすらに幸せを感じたり不安になったり、そういう一つ一つの出来事で人生は成り立ち、当たり前だけれど同じ人生の人なんていなくて…。

そう考えると今目の前で繰り広げられる一瞬一瞬がとても素晴らしいものに思えてきました。

劇中でベンジャミンも言っていましたが、人間やろうと思えばなんだって出来るんだと思います。遅いも早いも無い。

自分にしか歩めない道を大切にしていきたいですね。

森岡悠

■生年月日 1996年7月9日
■血液型 A型
■出身地 福岡県(東京都在住)
■特技/趣味
演劇/映画鑑賞

エイベックスのアイドルグループ、元GEMのメンバー。
現在は女優で活躍中。