SCRAMBLE

BEAUTY  /  2020.08.31

1129721

若くよりも、美しくあれ。

こんにちは。
新感覚バレエファンタジー「Colorpointe」の支配人、Hinkです。

Colorpointeは敷居の高いクラシックバレエのイメージを覆すべく、トゥシューズを履き、ある時はダンスボーカルアーティスト、ある時はミュージカルカンパニー、ある時はダンサー/講師と様々な顔を見せる、変幻自在のエンターテイメント集団です。

本日のテーマは「ビューティー」。
こちらのコラムでは初のテーマかもしれないですね。
それではいざ!!

不用意な自虐

2015年くらいの私

昔から嫌いなことがあります。
多分10代の頃から。

それは、
「え〜もう〇〇歳だよ〜!」
「もうオバちゃんだしさ」
「いいなぁ〜若い子は」
などなど、この類の発言を、まだ20〜30代の女性がすること。
(いや、本当は何歳でもしないで欲しいけど、一周回って自分の親世代がこれらの発言をしてるのは可愛くもあるんだよな)

この年代の女性って、ほんとうに年齢に敏感。
でも私は16歳の頃から思ってた。

「お前らまとめてみんな若いだろ!」と。

人生80年と考えて、まだ半分も行ってないようなひよっこですよ。
若者気分でいていいよ、いようよ。

そもそも、上記のような発言をすることによって自分より年上の人を全員道連れにしていることに気付いて欲しい。

最近Twitterで、このことを上手く表現してる言葉に出会ったんですよね。

『不用意な自虐は他者の新しい傷を生む』

これこれこれですよ。

2016年のわたし

確かに若さは美しい。

みずみずしい肌、澄んだ瞳、サラサラの髪の毛、未来への希望…。

でも、果たして若さだけが美しいものだろうか?
働き盛りの女性の美しさ、母になる頃の女性の美しさ、精神が成熟した女性の美しさ、人生を深く積み重ねた女性の美しさ。

全ての年代にその時だけの美しさがあり、尊さがあると思う。

美しくないのは、若さだけがそれを持っているのだと思って諦めてしまう精神や、勝手に査定する周りの方じゃないだろうか?

ダサい10代より美しい60歳

2015年くらいのわたし

これは、自分に向けた言葉です。

皆さんは、若い頃に戻りたいですか?
または、若いままいたいですか?

わたしは声を大にして「NO!!」です。

絶対に戻りたくない。未熟で無知で弱すぎる。
肌は荒れやすいし、精神は弱りやすいし、服はダサいし、努力の仕方も自分の魅せ方も恋愛の仕方も知らない。
やることなすことモテ要素ゼロ。

から回って自爆してばかりでした。

歳を取れば取るほど人生は楽しくなっていっているし、人に優しくなっていけている気がします。

だから私はいつも「美しい60歳」をイメージして生きていってます。もちろん内面から。

若さをキープするような美容法ではなく、健康でいるため、そして美しさを深めるイメージ。

シミもしわも、内面が暗〜くなければ可愛いんです。
清潔感と明るささえあれば、なんでもこい!なんです。

2020年のわたし

何故今回このようなテーマにしたかというと、やっぱりまだ、年齢に縛られて自由に動けてない女の子が多いように感じたからです。

特に30歳が節目なようで、そのあたりから一気に消極的マインドに変わっちゃう気がする。

無神経な周りの目や発言もあるしね。
だから私は、公的には年齢公開してません。面倒くさいもん。

若いねー!とか、見えなーい!って言われるのもなんか違う気がする。
見えていいんだよ、別に。
こちとら若く見られたいわけではないの。
何歳だって関係ないのよ、美しく在りたいだけなの。

「見たまんまの年齢ですよ〜」と返してます。
マネしていいよ。

(ちなみに身内やプライベートではなんの躊躇もせずに年齢を言えちゃいます。言いたくないって思ったことないなあ)

もっともっと、みんなが年齢に縛られず楽しく美しく健康的に生きていけたらいいよね。

大丈夫、あなたは一生美しくいられるわ。

さささ、そんな私が主宰する「Colorpointe」。
プリンセスの在り方に、新説を。
と唱える女子のエンターテイメント集団がメンバーオーディションを開催中です。

なーんと今年中やっておりますので、気になる方はホームページをチェックしてくださいね。

それではまた!!

「バレエの常識は、増える。」

    Hink

    新感覚バレエファンタジー「Colorpointe(カラーポワント)」主宰。
    立ち上げから、演出、振付、作詞、運営など総合プロデュースし、自身もダンスボーカルとしてステージに立つ。
    海外のカルチャーイベントに多数出演し、国内外問わず活動中。

    日本工学院ダンスパフォーマンス科や、TRFのSAMが主宰するダンススクールにてバレエ講師を務める。
    また、他アーティストへの振付提供やダンス指導なども行うなど多方面に渡り活躍の場を広げている。

    2019年10月、プロデュース・脚本・振付・作詞・衣装まで全てを手がけたバレエミュージカル「シュガーポットサーカス」を上演。