ANIME / 2018.07.25
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少女系極道マンガ『JINGI 仁義』が色々すごい件

こんにちは。コスプレイヤーのRabi(らび)です。 今回は、コンビニのコミックスコーナーでひときわ異彩を放つ漫画、『JINGI 仁義』を読んでみたら、なんだかいろいろとすごかったので、その魅力の一部をご紹介したいと思います。ちなみに、ネタバレは含みませんので、ぜひ安心してお読みいただければと思います。
1:絵が完全に少女漫画
『JINGI 仁義(じんぎ)』はヤングチャンピオンにて1988年から2002年まで連載されていた青年漫画で、作者は立原あゆみ先生という少女漫画出身の作家さんです。
物語は「仁」という極道の青年と、元テロリストの「義郎」を中心に進んでいきます。
話の内容上、戦闘などのシーンや怖いセリフもたくさんあるのですが、とにかく絵が少女漫画なので、全てがなんとなく可愛く見えてしまいます。
特に、少女漫画独特のやわらかな雰囲気のトーンが貼られていたり、内容とのギャップがすごいです!
表紙の少女漫画タッチの絵と「仁義」というタイトルのインパクトがすごくて、思わず手に取ってしまうという作品です。
2:時々何を言っているのか全くわからない

任侠作品の独特の話し方や普段聞きなれない単語、セリフなども多く、さらに主人公の二人とも無骨なタイプで口数も多くないので、時々何を言っているのか全く分からないことがあります。
二人とも情に厚い性格なので、主人公の気持ちを察しながら読み進めて行く感じが、逆に作品に奥行きを与えている感じがします。
3:大河ドラマ並のスケール
『JINGI 仁義(じんぎ)』は1988年に連載スタートし、休載期間を挟み2017年にようやく完結した超長寿作品です。
シリーズの続編として『仁義S JINGIS』(じんぎたち)と、さらにその続編となる『仁義 零 JINGI ZERO』(じんぎ ぜろ)の全3部に分かれており、計66巻というボリューム!
全て読み終わるまでには、かなり時間がかかりそうです。
さらに、映画化やOVAも製作されており、もはや大河ドラマ並のスケールです。
コンビニのコミックコーナーにあるのでぜひ!
繊細なタッチで線も柔らかく描かれており、グロテスクな描写もないので、女性にも読みやすい作品だと思います。
コンビニのコミックスコーナーでよく見つけることができるので、気になった方はぜひ読んでみてください!