GO OUT / 2021.01.01
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今年は絶対釣りが流行る!始める皆さんに知ってほしいこと!

みなさま、新年明けましておめでとうございます!
元旦に記事更新!なんて、なかなか機会がないので、テンション上がっております!おかまりこと、岡田万里奈です。
さて、ついにやってきました2021年。
今年は釣りが、大、大、大流行すると確信しています!!!!
なぜならコロナ禍で、密を避けての生活の中、釣りはもってこいの趣味だから!!!
釣りの大流行。とても喜ばしいことではありますので、はじめる上で知っておいてほしいことをご紹介したいと思います。
かなりアーティスティックな絵でお送りしていきますので、今年もよろしくお願いします〜!
魚を触るときは水で手を濡らして

釣れたお魚。わーい!と持って帰る分には問題ないのですが、この子はお持ち帰りできないや…となることもしばしば。
その時、お魚をリリースするにあたり、そのまま手で触ってしまうと、魚たちはいわゆる"やけど"状態になります。
お魚の体温は水より1℃くらい高いだけなので、人間の36℃はかなり熱く感じるそう。
海水で手を濡らして、出来るだけ温度をさげ、優しく触ってあげることで、返した魚もまた海で生きられます。
超ビックサイズになってまた会おうね、と誓いを立て、優しくリリースしてあげて下さい。
魚がお腹を上に向けてしまうとき、通常の泳ぎ姿勢で立ててあげて、エラの中に水を送り込んであげることで、復活することもあります。
お魚リリースの際には、ぜひぜひ試してあげて下さい!
ゴミが釣り場を狭くする

つづいては、定番ですがゴミのお話。
近年コロナウイルスの影響もあり、かなりの釣り場が閉鎖していっています。
もちろん人の密集地帯を減らしていく行為ではあるのですが、裏ではゴミ問題のせいとも言われています。
私も大好きなルアー釣り。はじめのころ、ルアーをうまく泳がせられなかったり、扱いがよくわからず、海底や障害物に引っかかってばかりいました。
結局、最後は諦めて糸を切るしかなく、海の中にはプラスチックや鉛のルアーが残ったまんま。私のような釣り人が何千人も集まれば、ルアーは海底に何千個と残っていることになります。
これは本当に深刻な問題で、釣り業界でもゴミ清掃活動や、ルアーの素材自体を環境に影響の少ないものにする…など取り組んではいますが、まだまだ課題も多いのが現状。
物理的に難しい問題ももちろんありますが、例えば餌釣りのゴミ(ビニール袋、プラスチック)などは、人為的にでも減らせるものだと思います。
強い風などで飛んでいってしまうことも考えられる釣り場で、竿置きや椅子にゴミ袋を括り付ける、使ったゴミはすぐに車に持っていく…など、一人一人の取り組みはとても大事なことに思います!
これから人も増え、釣り場が少なくなったら、釣りまで密なレジャーになってしまい、大好きな釣りが思う存分できない…!!!そんな世界は嫌です(泣)
釣り人一人一人が考えることで、釣り場は守れると思うので、是非みなさんも一緒に協力してくれたらと思います!
タグがついている魚がいます

みなさん、絵のような魚を見たことはありませんか…?(私もないけれど)
実は魚の中には、タグがついている子たちがいるのです…!
これは魚の行動範囲や成長具合の調査のため、全世界の数ある団体が実施しているもので、釣った魚にタグをつけ、そのままリリースしているのです。
以前、釣り番組でご紹介したニュースなのですが、和歌山で釣られたクロマグロが、1年後アメリカのカリフォルニア州で再捕されたことがありました。
日本では体長35cmで釣られ、再捕時は66cm!直線距離にして10000km離れた土地で、発見されたのです!!!
私はこれを聞いて、あまりのロマンに映画を観たあとのような気分になりました。
このときは、日本のJGFAという団体が打ったタグだったのですが、このようにタグには、打った人物や団体の名前、日付、連絡先が入っています。
魚が釣れたとき、あれ…?なんか変だぞ…?と思ったら、そのタグを確認して、持ち主に連絡をとってあげて下さい!!!
もちろん貴重な研究結果にもなるし、なにより自分が打ったタグ…そんな遠いところで見つかったら、感動で泣けてきますよね(笑)
その連絡をしたあとは、お魚を持ち帰っても、食べても、別に問題ないんだそうです。ただ、なんだか不思議な縁を感じて、食べる気にならなそうではありますが…。
もちろんそのままリリースして、今後のさらなる研究に生かすも良しです!
ちょっと豆知識として、頭の片隅に入れておいて下さい♪そのうち伝書鳩のように、魚が運ぶ日もくるのかもしれない…(笑)
年始から語ってしまった

ということで、年始一発目はこんな記事を書かせていただきました!
去年は、今年釣りたい魚ベスト3を更新した気がしますが、結局大型エイとか、なんとか…まだまだ釣れていない魚も多いです。
今年は、プライベートの釣りはもちろん、その他はやくコロナが終息して、また釣りイベントもできるようになったらいいなと思ってます!
親子釣り教室の先生なんかも、またやってみたいなぁ〜。
今年一年、また毎週金曜日に、たんまりと釣り情報を届けていきますので、みなさんこれからもどうぞよろしくお願いします!