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SPORTS  /  2021.01.12

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2021年の競馬界〜楽しみな古馬戦線に注目!~

皆様こんにちは!
明けましておめでとうございます。

馬事文化応援アイドル・桜花のキセキ 一瀬恵菜です。

2020年は競馬界にとっても、歴史的な出来事が沢山起こりました。

2020年の競馬界

ディープインパクト以来、無敗のクラシック三冠牡馬に輝いたコントレイル。
そして牝馬デアリングタクトも無敗の牝馬三冠を達成し、初快挙となりました。
同一年に2頭の無敗での三冠馬が誕生したスペシャルな年です。

その他にも、アーモンドアイが芝G1レースの勝利数で日本歴代1位をマークし、獲得賞金も日本歴代1位に輝きました。

新たに昨年デビューした世代からは、まっしろな毛色のソダシがG1初制覇となり、白毛馬の可能性もさらに広がったような気がします!

無観客競馬の開催が続く日々でしたが、私たち競馬ファンを熱いレースの数々と熱量で暖めてくださった2020年の競馬界でした。

2021年の競馬界は?

さぁ2021年の競馬界はどんな奇跡が起こるのでしょうか。

昨年のジャパンカップではコントレイル、デアリングタクトの2頭が、日本競馬を引っ張ってきたアーモンドアイと共にターフを駆け抜けました。

このレースは歴史的一戦でしたが、明け4歳馬となった2頭にとっては、非常に学び多き一戦になったのではないかと思います。
古馬一級レベルのお馬さん達と対戦できたことは、必ず今年の糧になりそうですね。

今後2頭がどのような距離選択で戦っていくのかも気になりますが、アーモンドアイがターフを去った今も日本の競馬界を引っ張っていく存在はまだまだいます!

有馬記念を勝利したクロノジェネシス

やはり、有馬記念を勝利したクロノジェネシス。

昨年宝塚記念では、馬場適性はあったとはいえど圧巻のパフォーマンス。
その伸び代はまだまだ上向きで、有馬記念での追い切りの動きは、まさに無駄ひとつないパーフェクトな動き。

本馬の強さは馬場を気にしない強さ、器用さのような気がしていますが、個人的に想像を超えるパフォーマンスが繰り出されることが多い気がします!
デビュー以来、コンビを組み続けている北村友一騎手と手が合っている点も強みです。

バゴ産駒の可能性も未知数なところはありますし、今となっては母クロノロジストもノームコアを輩出していたりと牝系への注目も高まります!

国宝級の脚色。グランアレグリア

昨年は4戦し、全てG1挑戦でした。
昨年初戦となった高松宮記念では、G1の舞台で初の1200mを経験し、しっかり馬券圏内。

同じ距離の舞台では、スプリンターズSを目の覚めるような脚色で勝利。個人的に昨年の中でも衝撃的なレースの1つとなりました。
後に香港スプリントを勝利したダノンスマッシュを交わし切るのですから、本馬の可能性は広がり続けていますよね。

適性距離について考える際に、個人的にはスプリント路線ではなく、やはりマイルが一番競馬がしやすいのではないかと思います。
もちろん1200mのパフォーマンスは派手に映りますし、出走したら勝利に近いポテンシャルを発揮できる能力があるのは間違いなくあります。

ですが、マイルで前目のポジションで運ぶグランアレグリアの強さは、安田記念とマイルCSを見てもわかる通り。
そして最後に進路があれば確実に伸びてくる脚も持っています。今年も楽しみです。

そして、シーザリオがとても好きな私目線で挙げさせていただきたいのが…

追い切りで魅せた未知の魅力。サートゥルナーリア

昨年は金鯱賞1着、そして馬場的にも苦しくなった宝塚記念4着の2戦のみとなりました。
脚元の状況もあり、出たいレースに出走できない一年にもなりました。

昨年は成長分を一番楽しみにしていた時期でもありましたし、ジャパンカップへ向けた調整(2020/11/18)では6F83.7〜5F66.9〜ラスト1F11.2という素晴らしい終いの脚色も披露しており、レースで見たかったと思わせる魅力を発揮していました。

そういう点では宝塚記念の追い切りの際から、終いは11.2をマークしていたり、明らかに3歳時とは違う迫力を見せるようになっていました。
今年復帰できるとなったら、本馬への期待も高まるばかりです!早く元気な姿でターフに戻ってきて欲しいです。

今年も開催を続けて下さる競馬関係者に感謝…!

ということで、本日は3頭のみ挙げさせて頂きましたが、日本競馬界から世界に羽ばたけるような存在が沢山います!
今年も素晴らしい歴史が積み重なっていくこと間違いありません!

コントレイルもディープインパクトの後継種牡馬としてもそうですが、新たな存在となりゆく器だと信じていますので、将来的な期待も込めて今年も沢山応援していきたいです!

そして、2021年も競馬が楽しく続くことを心から祈っております。
沢山の人馬に幸せがありますように。
関係者の皆様には感謝の気持ちがあふれます。

今年もよろしくお願い致します。

    一瀬恵菜

    馬事文化応援アイドル「桜花のキセキ」メンバーとして、2018年5月より活動開始。
    競馬場やウインズにて、ライブイベントやトークショー、予想番組等に多数出演。
    競馬好きの家庭に生まれたこともあり、幼少期から競馬に慣れ親しむ、桜花のキセキ一の競馬通。
    2019年5月に立ち上げられた、馬事メディア「HORSE CULTURE LOVERS」では、
    取材等も自ら行って記事を寄稿するなど、馬事文化を広めるための広報活動も積極的に行っている。