ANIME / 2018.10.11
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食欲の秋、芸術の秋…『秋に読みたい漫画』2選

みなさんこんにちは、そして初めまして!
虹のコンキスタドールの岡田彩夢です!!
実は私、漫画が大大大好きでして…。
オタクなので、誰かにどうにかして作品の良さを伝えたいんです…。
ということで!これから大好きな漫画の話をみなさんにお届けして行きたいと思います!(^-^)/
さて、涼しくなってきて秋の雰囲気を感じる季節ですが、秋といえば食欲の秋、芸術の秋!!
初回はこの季節にぴったりの漫画を紹介したいと思います〜!
まず1冊目は食欲の秋!『あの人の胃には僕が足りない』
衝撃的なタイトルですが、なんとこの漫画、「恋愛×怪異ファンタジー」というジャンルなんです!
主人公は料理上手の中学生、舟次くん。
片思い中の高等部の満腹先輩がいつもお腹を空かせているので、得意な料理で胃袋を掴もう!と思ったものの、実は満腹先輩は舟次くんのことが食べたくて仕方ない異形のあやかしだった…!?というところから始まるお話なのです!
満腹先輩は本能的に船次くんのことを美味しそうに感じてしまうけれど、舟次くんのこと食べたくなんてない!って我慢して本能を抑えてるのが可愛くて切なくて…!
…いや、「異形の腹ペコ年上彼女×料理上手の年下彼氏」ってあまりにも設定欲張りすぎませんか?!
しかも同居してます!可愛い!!
「人外×人間」要素もあり、「年の差」要素もあり、「怪異」要素も(結構がっつり)あり、「料理漫画」要素もあり、「学園ラブコメ」要素もあり!!
萌え〜な要素が盛りだくさんで満足度が高いこと間違いなしな一冊です!
そして2冊目は芸術の秋!『ブルーピリオド』

「DQNが絵を描く悦びに目覚めてみた。」という帯の一文に惹かれて読んだのですが、圧倒的画力…!!そして圧倒的青春!!!
不良だけど成績優秀で世渡り上手な主人公、矢口八虎は「フツ〜に堅実」な人生を歩もうとしていたはずが、美術室で偶然見かけた絵や美術の先生にかけられた言葉が琴線に触れ、実質倍率200倍とされる東京藝術大学を受験することを決意する。
美術とはそれまで無縁の世界で生きていた八虎くんが、生まれて初めて打ち込めるものに出会い、やる気と向上心と努力と「絵を描くことが好き」って気持ちだけを持って0からスタートする姿があまりにも眩しくて、読んでいて胸が苦しくなります…!
これぞまさにスポ根系、美大受験青春漫画!!
そしてなんと、この漫画の作者さんは実際に藝大に現役合格されている方なのです!
才能という壁に打ちのめされたり、「頼むからちゃんとしたとこ入ってね」と親に夢を反対されたり、誰もが一度は経験したことのあるようなエピソードから、作者さんの経験が活かされているようなリアルな部分もたくさんあり、等身大の青春が感じられる漫画です。
そしてこれはめちゃくちゃ私情を挟んだ感想なのですが、私はイラストを描くことが好きでかつ美術部だったので、2巻に登場する「ひれ伏させたい」「俺の絵で全員殺す そのためならなんでもする」って泣きながら感情をぶつけて絵を描くシーンがとても印象的で、感情移入しすぎて私も泣きながら読みました…。
あまりにも泥臭くて良い、好きだ…。
絵を描くのが好きだったり絵を観るのが好きな人には絶対に刺さるものがあるし、そうでなくとも、学生時代を経験した全ての人にもきっと読後何かしら心に残るものがあるような、すごい漫画です!
どちらも秋にぴったりの漫画!
どちらの漫画もこの季節にぴったりなものです!これを機に是非是非読んでみてください〜!!
それでは、お付き合いありがとうございました!岡田彩夢でしたー!