ENTERTAINMENT / 2018.11.08
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観なきゃ人生損!映画『ジュラシック・パーク』の魅力

みなさんこんにちは!エーライツの大沢まり萌です。
今回は、言わずと知れた名作映画『ジュラシック・パーク』の魅力に迫ります!かっこいい恐竜が登場する名シーンから物語に隠されたテーマまで、魅力は盛りだくさん。ぜひ最後までお読みください♪
日常を離れてハラハラドキドキの冒険ができる!
ジュラシック・パークは、1993年にスティーブン・スピルバーグが監督を務め、アカデミー賞3部門に輝いた世界的ヒット作品です。
舞台は科学の力によって蘇った恐竜たちのテーマパーク。みなさん、そんなテーマパークがあったら行ってみたいですか?私は行ってみたいです!そんな誰でも一度は憧れるような世界がこの映画の中には広がっています。
パークで初めて生きているブラキオサウルスを目の当たりにして目を輝かせる主人公たち。そんな彼らと一緒に、観ている私も信じられないような世界に心が躍りました。
しかし、物語が進んでいくにつれて事態は一変。パークの安全制御を担当するプログラマーの企みによって、恐竜たちのいるエリアの制御が解かれてしまいます。
そこからはティラノサウルスやヴェロキラプトルの襲撃など、手に汗握るシーンが盛りだくさん。息を飲むのも忘れて見入ってしまうシーンの連続で、観ているだけで主人公たちとともにスリリングな体験ができました。
圧巻のクライマックス
私が一番好きで、映画史に残る名シーンだと思っている場面!クライマックスで一行に飛びかかろうとしたラプトルをティラノサウルスが撃退し、雄叫びをあげるシーンがあります。
ジュラシック・パークのテーマ曲がかかり「When Dinosaurs Ruled the Earth」と書かれた垂れ幕が落ちてきて、ティラノサウルスが雄叫びをあげるこのシーンは本当に圧巻で、私は胸を打たれました。
初めて観た時のあの衝撃は今でも覚えています。
考えさせられる作品のテーマ
パークを設立したハモンドは、世界中の子どもたちに本物の恐竜を見せたいという理想を抱き、遺伝子操作によって現代に恐竜を蘇らせました。しかし主人公のマルコム博士はそれに反対します。
そんなマルコム博士のセリフに「神は恐竜を創り、破壊した。神は人間を創り、人間は神を破壊した。そして人間は恐竜を創った」という言葉があります。
失われた恐竜の命を科学の力によって再生することは自然に反する行為であり、ジュラシック・パークのシステムは破綻する、と主張し続けていた彼の考えがよく表現されているセリフです。
科学の進歩は大きな可能性を持っていますが、行き過ぎた進歩はいずれ人間の脅威となる。私は、そんなメッセージがこの作品には込められていると感じました。
現代に恐竜が蘇る…誰でも一度は夢にみるような設定ですが、描かれている内容としては、生命倫理への問いかけや行き過ぎた科学への警鐘など、現代を生きる私たちにとっては非常に現実的なものです。
人工知能やクローン技術が生み出され、それについて議論がなされたり、日を増すごとに科学が進歩していくような現代だからこそ、改めて観ておきたい作品だと感じました。
みなさんもぜひ、物語のこんなテーマを頭の片隅に置きながら、かっこいい恐竜たちが蘇った世界で、ハラハラドキドキの冒険をお楽しみください!
大沢まり萌(おおさわまりも)

Twitter:@marimo_osawa
役者として映像を中心に活動しています。
出演しているミュージックビデオRe:Bertity『ガラスの霹靂』、宇宙団『ヘルプ!』がYouTubeで公開中です。主演を務めた映画『名探偵マミちゃん』の主題歌『あの娘は名探偵』も歌唱しており、iTunes・LINEMUSIC等で配信されています。MV(Short.ver)もYouTubeで公開中。