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GOURMET  /  2018.11.09

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完全予約制のお店で新鮮な【江戸前アナゴ】三昧!

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーで、お酒とグルメが大好きな夢眠ねむが各地の酒場ののれんをくぐる、大人で夢見心地なグルメ番組『夢眠ねむのまどろみのれん酒』。

第5回は、「江戸前のアナゴでまどろむ」。
老若男女、大人気のアナゴ。お寿司のネタとしても定番ですね。
せっかくなので実際に東京湾まで漁に出て、獲れたて新鮮なアナゴを様々な調理法で食べ尽くしちゃいます!

新鮮なアナゴを求めて東京湾に出航!

斎田さんの第6金亀丸(画面中央)。門前仲町で飲んだ日本酒も金亀。運命なのかもしれない。(注:ねむきゅんは亀が苦手)

いつもならお店から始まるこの企画も、今回はちょっとイレギュラー。
朝の横浜・柴漁港からスタートします。

この日お世話になったのは、斎田芳之さん。
斎田さんは、横浜でアナゴ漁を40年にわたり営む大ベテランの漁師さんです。
しかも、斎田さんのお父さんやお祖父さんなど、先祖まで代々700年に渡って漁師を続けてきた家系なのだそうです。

アナゴ漁は、筒型の仕掛けの中にアナゴが好む餌を入れて海の中に沈め、しばらくしてからそれを引き上げると、筒の中にアナゴが入っているという仕組みです。

筒には「かえし」というフタが付いていて、一度入ったらなかなか逃げられないような工夫が施されているそうです。
さらに、稚魚などは逃げられるような穴が空いているとのこと。

「アナゴちゃん、獲れろ〜」と、念じながら仕掛けを投下するねむきゅん。

まずは斎田さんに、アナゴや漁に関する基礎知識を伝授していただいてから、斎田さんの金亀丸でいざ出航!
斎田さんの長年の経験と勘を頼りに、ポイントを目指します。

ポイントに近づくと、船の速度を緩めて、仕掛けを投下!
ねむきゅんも「アナゴちゃん!」「獲れろ〜」と威勢良く投げ込みます。

東京湾の推定50cm超え「マアナゴ」

さすが魚屋さんで育っただけあって、はたから見る姿は様になっていましたよ。

次は、仕掛けの引き揚げとアナゴの選別です。
次々と引き揚げられる仕掛けの筒の中にかかった獲物を取り出し、選別します。
1つの筒に複数匹が入っていることも珍しくありませんが、その中にはアナゴだけではなく、凶暴なウツボも入っているので要注意です。

斎田さんは40センチのアナゴを目指していましたが、一切妥協のないねむきゅんは50センチの大物狙い。

なんと、その気合いが通じたのか、50センチオーバーの大物が大漁!
ねむきゅんも大満足でした。

漁師さんから直接仕入れる新鮮な江戸前アナゴづくし!

外観も内装も、ほとんど一般の住宅

漁を終えてねむきゅんが訪れたのは、柴漁港近くにお店を構えるアナゴ専門店「かりんの木」さん。
一軒家を改装して営業されている、とても落ち着いた上品なお店です。

こちらのお店は、斎田さんから生きたまま仕入れた新鮮なアナゴを提供し、仕入れ状況によってはお店もお休みをすることもあり得るという、アナゴに対するこだわりを貫いたお店なんです。

ということで、斎田さんにも同行していただいてアナゴのお話を伺いながら、いただきました。

ねむきゅんがゲットしたアナゴを即調理!

まずは、女将さんがオススメする、和歌山県の日本酒「黒牛」(600円)で乾杯。
しっかりした味わいのあるお酒です。

そして1品目に出てきたのが、白焼き(1,000円)。
「蒲焼きとは違って、身と皮の味が引き立って、香ばしくて美味しい!」とねむきゅんも大絶賛。

斎田さんによると、「海が浅いこと」「砂地など、隠れ家が十分にあること」が美味しいアナゴが獲れる条件なのだそうです。
東京湾はその条件を十分にクリアしているからこそ、美味しいアナゴが獲れるのだそう。

続いて出てきたのが、天ぷら(1,000円)。
天ぷらの揚げる音が聞こえて、ずっと気になっていたというねむきゅん、お待ちかねの一品です。揚げたてサクサクで、ねむきゅんが「良いまくらみたい」と表現するほど身は肉厚でフカフカの天ぷらでした。

上品な日本酒がアナゴには本当に合うんです

2杯目にいただいたお酒は、山形県の地酒「上喜元 特別純米からくち」(600円)。
こちらはさっぱりすっきり、口当たりのいい日本酒。

上喜元を飲みながら、天ぷらに添えられている骨の素揚げもいただきます。
歯ごたえも軽やか、香ばしく優しい味で、お酒にぴったりでした!

続いて、ねむきゅんも初めて食べるというのは、なんと、アナゴの刺身(1,000円〜)!

しっかりと血抜きをし、新鮮だからこそ食べられるアナゴの刺身は、臭みもなく食感も良く、まるでフグ刺しのよう。

身が驚くほどフワフワ

焼き、揚げ、刺しと、アナゴをたっぷりと堪能してきたねむきゅん。
最後の締めとして、煮アナゴ丼(1,700円)を召し上がっていただきましょう。

アナゴを豪快に1本丸ごと使ったという煮アナゴ丼。
「天ぷらとも、お刺身とも全然違う、とろける食感!調理法でこんなに変わるんですね〜」と、ねむきゅんも驚きを隠せない様子でした。

江戸前のアナゴは、どの調理法でも柔らかくてふわふわで甘いのが特徴なのだそうです。

完全予約制の「かりんの木」さんで、斎田さんが獲った新鮮で美味しいアナゴを召し上がってみてくださいね。

かりんの木

住所:神奈川県横浜市金沢区海の公園7-11
電話番号:045-784-6142
営業時間:お電話にてお問い合わせください。
定休日:日・祝

新鮮素材の地産地消にこだわるローカル居酒屋

店内には大漁旗が所狭しと飾られている

本日の2軒目は、「かりんの木」の女将さんが行きつけのお店をご紹介していただきました。
同じく横浜市金沢区にある「鯛の王様」さん。
ネーミングから、美味しいお魚に期待が募ります。

こちらのお店では、大将が自らが漁に出て獲ってきた新鮮な魚介や、自家製の朝採れ野菜をメインに提供してくれるお店なんです。

季節によって色々な「祭り」が楽しめる

まずは、横浜のご当地ビール「横浜LAGAR」(744円)で乾杯。

そしてねむきゅんが思わず「祭り」と表現した、漁師刺身盛り合わせ(4人前/3,000円)。

こちらの大将が小坪(神奈川県逗子市)で獲ってきたタコとトチザメ、そして柴漁港で水揚げされたヘダイ、天然フグ、アジ、かわはぎ、石鯛、えぼ鯛と、なんと8種の刺身がこれでもかというくらい盛られています。

早速実食したねむきゅん。
サメの刺身は初めてのようで、「新鮮だから臭みも全く無く、とろけていく。ビールに合う。美味しい」と、少し驚いていました。

大将がオススメするヘダイも、「箸で持った感触はハリがあってプリプリで、身がしっかりしているのに、口に入れると脂たっぷりで(溶ける)」と、こちらも大満足のようでした。

味わい深い横浜の地ビール

その他にも、大将が栽培している野菜をふんだんに使ったサラダなどもじっくり味わったねむきゅん。
自然の恵みに感謝しながら、ゆったりとまどろんだ1日でした。

鯛の王様

住所:神奈川県横浜市金沢区能見台通4-5
電話番号:045-783-3899
営業時間:17:00〜23:00
定休日:月曜(不定休あり)

横浜の新鮮食材でまどろもう

今回ご紹介したお店には、「夢眠ねむのまどろみのれん酒」のステッカーを差し上げています。
これからの横浜はクリスマス一色で、訪れるのが楽しい季節!
ぜひ訪れて、ステッカーが貼ってあるかどうか、探しに行ってみてくださいね!

そしてBS日テレで毎週日曜夜10時30分〜放送中の「夢眠ねむのまどろみのれん酒」を見逃した方に朗報!
huluや、その他動画サイトで好評配信中です。
居酒屋でひとり、しっぽり飲むのが好きな方はスマホで、家飲み派の方はご自宅のPCやテレビで、ねむきゅんと一緒に飲んでみてはいかがでしょうか。

監修:夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
撮影:高橋真人
ヘアメイク:光野ひとみ 小板橋沙紀

夢眠ねむ

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーとして活動。
9月26日には最新シングル「プレシャスサマー!」をリリース。
11月21日には、夢眠ねむ1st solo Album「夢眠時代」のリリースと、翌日11月22日には「夢眠祭 ~夢眠ねむ芸能活動10周年感謝記念~」の開催を予定している。
さらに、1月6日・7日には3度目の武道館公演を控えている。
でんぱ組.incのほか、映像監督やコラム執筆等、ジャンルに関係なくカルチャーを結ぶポップアイコンとして活躍の幅を広げている。
お酒好きを公言していたが、ダンスのキレに支障が出ると判断し、禁酒。
しかし、10月からBS日テレで放送を開始した「夢眠ねむのまどろみのれん酒」をきっかけに、禁酒を一旦解禁。

夢眠ねむのまどろみのれん酒

BS日テレで毎週日曜日よる22:30~放送中。
毎週日曜23:00~順次、huluほかにて配信。
https://www.happyon.jp/
番組Blu-ray全4巻が好評発売中!
詳しくは番組ホームページへ。
http://www.vap.co.jp/madoromi/
©VAP・BS日テレ