GOURMET / 2018.11.30
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煮込み天国!浅草『ホッピー通り』を初体験!

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーで、お酒とグルメが大好きな夢眠ねむが各地の酒場ののれんをくぐる、大人で夢見心地なグルメ番組『夢眠ねむのまどろみのれん酒』。
第8回となる今回は「煮込み料理でまどろむ」。
浅草のホッピー通りは、別名「煮込み通り」とも呼ばれるほど、美味しい煮込み料理を提供する居酒屋が数多くあり、昼夜問わず多くの呑兵衛で賑わいを見せています。
インバウンドで賑わう雷門や浅草寺からちょっと横道に逸れるとすぐ、この呑兵衛天国が広がります。
今回はこのホッピー通りで、お酒に絶対合う煮込み料理と、浅草ならではのお酒をご紹介します。
4種の煮込みが楽しめる「もつくし」

ねむきゅんがホッピー通りを歩いていると、この企画・準レギュラーとの呼び声も高い、酒場ライターのパリッコさんを発見。
今回はパリッコさんが浅草で美味しい煮込み料理のお店をご紹介してくれます。
そんなパリッコさんが、先に一杯始めていたお店が本日の1店目「もつくし」さん。
こちらのお店は煮込み料理が豊富で、牛、豚、鳥を使った煮込み料理が4種類もあります。
まずは、3種の煮込みが楽しめる煮込み3品盛り(1,100円)を注文。
そして浅草といえば「電気ブラン」ということで、電気ブランを炭酸水で割った、イナズマハイボール(550円)で乾杯します。

「電気ブラン」とは、浅草にある「神谷バー」で生まれた、ブランデーベースのカクテル。
電気ブランが生まれた明治時代は新しいものに「電気」と付けることが流行っていたことと、アルコール度数が高いため、口がしびれるというイメージから、「電気ブラン」と名付けられたそうです。
配合物は明らかにされていないそうですが、薬草が入っているため、ほんのりハーブのような香りがあるお酒です。
電気ブラン初体験のねむきゅん、「爽やかで、朝にピッタリ!薬ですね〜」と、一杯目から呑兵衛の本領を発揮。
そして、煮込み3品盛りも完成。牛すじ醤油、牛もつ塩、豚もつ味噌の3種類です。
まずは牛もつ塩をいただいたねむきゅん「もつの旨味がそのままで、脂がついているところもあっさりで美味しい」。
パリッコさんも「大根旨い!」と絶賛していました。
続いていただいたのは豚もつ味噌。
「豚の味わいが味噌とあいまって、しっかり出ている。牛もつ塩と並べて食べ比べると、よりそれぞれの美味しさが引き立つ」とのことで、さっぱりしたカミナリハイボールとの相性も抜群です。
最後に牛すじ塩。こちらのお店ではパリッコさんイチオシだそうです。
ねむきゅんも「ピリ辛、醤油で辛みがある煮込み料理をあまり食べたことないけど、すごく美味しい」とのこと。
たっぷり乗ったネギが、ちょうど良いアクセントになる3品でした。
もつくし
住所:東京都台東区浅草2-3-16
電話番号:03-3847-4333
営業時間:【月~金】11:00~23:00、【土日】9:00~23:00
定休日:無休
ホッピー通りで唯一、樽生ホッピーが飲める「鈴芳」
次の店に移動中、パリッコさんの好きなお店「鈴芳」さんを発見。
次第にそわそわし出したパリッコさん、すると、急に店内へ。
なんとパリッコさん自らが取材許可を取っていただき、急遽お邪魔することになりました。
鈴芳さんは、都内でも数少ない樽生ホッピーをいただけるお店ということで、ホッピー好き呑兵衛からはとても有名なお店です。
ねむきゅんは天羽ウメチューハイ(500円)、パリッコさんは樽生ホッピーの白と黒を混ぜ合わせたハーフ(550円)で乾杯。
ねむきゅんがいただいた天羽ウメチューハイは、耳馴染みがない方も多いと思います。
「天羽の梅」という、お酒を割る専用のシロップがあり、焼酎用、ウイスキー用など数種類あるそうです。
梅の果汁は一切入っていないのですが、梅のような酸味・甘みがあって、お酒の割材として古くからの呑兵衛の方にはご存知の方も多く、根強い人気があるそうです。
そしてパリッコさんの大好物という、鈴芳さんの看板メニュー・韓国風 ピリ辛牛すじ煮(650円)をいただきます。
煮込み料理には中々入らない、白菜キムチが入っておりピリ辛な味付けになっています。
「白鍋料理の最後の方に食べる、よく煮込まれたトロトロの白菜みたいで美味しい。食べれば食べるほど辛みが増してくる」と、お酒が進む一品でした。
鈴芳
住所:東京都台東区浅草2-5-1
電話番号:03-3841-6081
営業時間:11:00~22:00
定休日:火曜日
お酒に合う、さっぱりめの牛すじ煮込み
続いてお邪魔したのが、「居酒屋 浩司」さん。
こちらでは、つい先ほどハイボールにして初体験した電気ブラン(450円)を、ストレートで注文しちゃいました。
アルコール度数も2種類用意されていて、ねむきゅんは30度、パリッコさんは40度を注文。
まず最初にひとくちすするねむきゅん。思わずむせてしまいましたが、「さっき飲んだカミナリハイボールは爽やかで美味しいと思ったけど、ストレートもキツいわけではなく、爽やかで美味しい。薬味とか好きな人は好きかも」と、意外にもイケちゃうようです。

電気ブランに合わせていただくのが、牛すじ煮込み(450円)。
中までしっかり出汁が染みた大ぶりの豆腐が、どーんと乗った一品。
「甘辛よりは、お醤油の味がしっかり効いていて、豆腐の大豆の味が引き立っている。大豆の濃厚な旨味が感じられて、豆腐が美味しい」と、牛すじはもちろん、豆腐がとても美味しい煮込み料理でした。
居酒屋 浩司さんには、他にも美味しい料理がたくさんありました!
特にオススメしたいのが、油揚げに納豆がたっぷり入った納豆あげ(500円)。
30食〜50食の限定(日によって違うそうです)なので、ぜひ早い時間に訪れて見てくださいね。
居酒屋 浩司 浅草店
住所:東京都台東区浅草2-3-19
電話番号:03-3844-0612
営業時間:【火〜金】15:00~23:00、【土日】9:00~23:00
定休日:月曜日
創業から65年注ぎ足し、時代を超えた煮込み

煮込み料理スペシャルを締めるのは「正ちゃん」さん。
昭和26年からお店を構える、この界隈では最も歴史のあるお店。
軒先で陽の光を浴びながら、街並みや観光客などを眺めながらのんびり飲むお酒、控えめに言って最高です。
こちらの煮込みは、特殊な大鍋を用いて、創業以来注ぎ足しながら作られてきた逸品。
昭和の味がそのまま変わらずに今も生き続けています。
そして大きな豆腐も特徴で、パリッコさんも「布団」と表現するほどです。
正ちゃんさんの一番人気、牛煮込み(500円)をいただきます。
そんな濃厚な牛煮込みに合わせるのは、ねむきゅんは梅干しハイ(450円)、パリッコさんはチューハイ(400円)。
さっぱり目のドリンクで迎え撃ちます。
そして牛煮込みを実食。口に入れると同時に思わずリアクションが出てしまったねむきゅん。
「甘みが強くて良く絡んでる。今日食べてきた煮込み料理とは、どれとも全然違う。甘辛で美味しい」と、濃いめの味付けがさっぱりドリンクにピッタリ合うそうです。
さらにお隣の常連さんから、厚揚げ煮(450円)なるメニューを教えてもらい、注文。
厚揚げ煮はパリッコさんも未体験の料理なのだそうです。
大きめにカットされた厚揚げを、頬張るねむきゅん。
「出汁の吸い方が牛煮込みとは全然違い、別物として美味しい」
パリッコさんも、これを今まで頼んでこなかった自分が浅はかだった、と言うほどの逸品。
今日は新しい発見もできて、大満足の2人でした。
正ちゃん
住所:東京都台東区浅草2-7-13
電話番号:03-3841-3673
営業時間:【水~金】お昼過ぎ~22:00、【土日】9:00~20:00
定休日:火曜日、月曜不定休

今回ご紹介したお店には、「夢眠ねむのまどろみのれん酒」のステッカーを差し上げています。ステッカーが貼ってあるかどうか、探しに行ってみてくださいね!
そしてBS日テレで毎週日曜夜10時30分〜放送中の「夢眠ねむのまどろみのれん酒」を見逃した方に朗報!
huluや、その他動画サイトで好評配信中です。
居酒屋でひとり、しっぽり飲むのが好きな方はスマホで、家飲み派の方はご自宅のPCやテレビで、ねむきゅんと一緒に飲んでみてはいかがでしょうか。
また12月24日にはBlu-rayも発売予定なので、ぜひ番組公式サイトもチェックしてみてくださいね。
監修:夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
撮影:高橋真人
ヘアメイク:小板橋沙紀
夢眠ねむ
アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーとして活動。
夢眠ねむ1st solo Album「夢眠時代」が好評発売中!
さらに、1月1日には、でんぱ組.incのニューアルバム「ワレワレハデンパグミインクダ」のリリースと、1月6日・7日には3度目の武道館公演を控えている。
でんぱ組.incのほか、映像監督やコラム執筆等、ジャンルに関係なくカルチャーを結ぶポップアイコンとして活躍の幅を広げている。
お酒好きを公言していたが、ダンスのキレに支障が出ると判断し、禁酒。
しかし、10月からBS日テレで放送を開始した「夢眠ねむのまどろみのれん酒」をきっかけに、禁酒を一旦解禁。