ANIME / 2018.12.11
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鉄道が舞台の短編集!最後に明かされる秘密…

こんにちは!ラストクエスチョンの御坂しのぐです。
突然ですがみなさん、小田急線に乗ったこと…ありますか?私も何度か乗る機会があったのですが、一番びっくりしたのはたまたま乗った車両が「快速急行」だったようで、一駅間が15分もあったんです!知っていたらなんてことないのかもですが、何も知らずに乗った私は中々次の駅に着かず、閉所恐怖症なので死んだような顔をして固まっていたのを覚えています(笑)(※今はダイヤ改正で停車駅が増えたみたいですが)
そんな今回は、小田急線沿線を舞台に繰り広げられる少女たちのストーリーを描いた漫画をご紹介しちゃいます!
ロマンスは電車に乗って♪

今回ご紹介するのは、「鉄道少女漫画」(著:中村明日美子)です!
<あらすじ>
車内、駅前、駅構内、情景模型───…鉄道周辺のあれこれを舞台に展開する5本の作品を中心に、webにて発表した短編1本&描きおろし10Pを含めた作品集。
利用者の数だけストーリーがある。
普段何気なく利用する電車ですが、日本中の人が毎日乗り降りしていると考えると…なんだか面白い環境ですよね!そして利用すれば多かれ少なかれ、色々な場面に出くわしたりもします。
喧嘩をしたり別れを惜しむカップル、受験勉強をする学生や、酔っ払って寝ているサラリーマン…そんな感じの日常がこの漫画には少女を主軸とした短編集として描かれていて、基本的にはストーリー毎に登場人物が変わっていきます。
読んでいると時々豆知識のように、小田急線のダイヤを工夫して乗り継ぐ話が出てくるところは「お!さすが、鉄道漫画だ!」と少し興奮できます。
そしてどのストーリーも、最終的に心がぽわっと明るくなってなんだか愛おしくなる作品が多いです。
スピンオフもあります!

漫画の中に「木曜日のサバラン」という、これまたなんとも味のある作品があるのですが…。(唯一主人公が少女ではなく男性の作品)
なんと、この作品の少女が出てくるスピンオフ作品があるとのことで!
私はまだ読めていませんが、「木曜日のサバラン」を知ればきっとあなたも読みたくなること間違いなし!
短編集であって、一冊の物語である
短編作なのでどのお話もサラッと読めてしまうのに、読み終えるとこの一冊が愛おしくなる…。
その秘密は作品最後のページに描かれた「ある休日」という部分。このお話を最後に読むことで、この一冊にまとめられた「鉄道漫画短編集」が一気に「小田急線沿線の鉄道物語」へと変わるのです。
是非、みなさんもこの漫画を読んでその意味を感じ取ってみてくださいね!