GOURMET / 2018.12.07
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飲兵衛の新名所!「荻窪」で愛され続けるグルメ

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーで、お酒とグルメが大好きな夢眠ねむが各地の酒場ののれんをくぐる、大人で夢見心地なグルメ番組『夢眠ねむのまどろみのれん酒』
第9回は「呑兵衛の新名所 荻窪でまどろむ」。
高円寺、阿佐ヶ谷、吉祥寺など、住みたい街ランキング上位かつ名酒場が集まる街が沿線に多くあるJR中央線。
今回は、そんなJR中央線の中でも「荻窪」にスポットを当ててご紹介します。
そしてパートナーは、完全招待制の餃子店「蔓餃苑」のオーナーシェフ、パラダイス山元さん。
なんとパラダイス山元さんの地元が荻窪ということで、パラダイス山元さんがセレクトする、地元・荻窪で長年愛されてきたお店をピックアップして頂きました。
希少部位も多数!1本100円のもつ焼き天国「カッパ」

最初に訪れたのは、もつ焼き「カッパ」さん。60年にわたって営業している名店中の名店です。
味わいのあるコの字型カウンターは十数席で満席となってしまうほど、こぢんまりとした店内。
その日のメニューとばかりに仕込まれた材料が山のように準備されており、カウンターの中では、おかみさんが手際よく・丁寧に串を焼いています。
壁に貼られている板のメニューにも趣を感じますね。
まずは瓶ビール(700円)で乾杯!
そしてもつ焼き(1本100円)をいくつか注文。
「ムチムチした弾力のある食感で、噛むほどじんわり旨味がくる」というチレ(脾臓)。
ホーデン(こうがん)は「歯切れがいい、クセがなくて美味しい」そうです。
濃い味わいと独特な弾力が楽しめるオッパイもいただいちゃいました。
ちなみに、カッパさんのフードメニューは串焼き以外におしんこ(220円)以外にないほど串にこだわっているお店ですが、決して敷居は高くありません。
親しみやすい女将さんが温かく迎えてくれます。
是非、気軽に立ち寄ってみてください。
カッパ
住所:東京都杉並区上荻1-4-3
電話番号:03-3392-5870
営業時間:17:00~23:00
定休日:日曜日・祝日
大正13年創業・上質な蕎麦と豊富なつまみが嬉しい「本むら庵」
広々として清潔感のある店内から臨むのは、丁寧に剪定された植物とお稲荷さんがある、とても風情のある中庭。
まさにまどろむにはぴったりの蕎麦屋「本むら庵」さんにお邪魔しました。
本むら庵さんは大正13年創業という、とても歴史のあるお店なんです。
こちらでは日本蕎麦らしく升でいただく、剣菱樽 杉樽の冷酒(750円)で乾杯。
「全身が清められた気分になる」というねむきゅん、「巨人になって檜風呂飲んでいるみたいな感覚」という、ねむきゅんらしい感想まで飛び出しました!
また、升の角に少しだけ塩を盛って飲むと、また違う味わいが楽しめます。
つぶ貝のしぐれ煮(700円)をつまみながら升酒を飲むねむきゅん。
「本当に美味しい日本酒の飲み方をしている」と、蕎麦をいただく前から早くも大満足そうにまどろんでいます。
続いていただいたのは、パラダイスさんイチオシの蕎麦がき(1,100円)。
木の葉型の大ぶりの蕎麦がきが蕎麦湯の中で浮いている、見た目でも楽しめる一品です。
「お箸で掴むともっちりしていてお箸が食い込んでいる」という厚めの蕎麦がきは「大和芋みたいなもちもちした食感で、いい香り」なんだそうです。
蕎麦がきが大好物というねむきゅんも大満足です。
締めでいただいたのが、季節限定の松茸そば(3,500円〜時価)。
サラサラの細めのお蕎麦に、薄切りされた松茸がたっぷり乗っています。
お蕎麦の出汁に松茸の出汁と香りも相まって、香りも味も良く言葉では言い表せないほどの逸品になっています。
残念ながら松茸そばは現在は提供しておりません。来年の秋にはあるかも!?
その他にも本むら庵さんには、それぞれの季節限定のメニューがありますので、是非訪れた際にはチェックしてみてくださいね。
本むら庵
住所:東京都杉並区上荻2-7-11
電話番号:03-3390-0325
営業時間:11:00~21:30
定休日:火曜日
地元で愛される町の寿司屋「魚くま」
荻窪最後のお店は、銀座や日本橋にあるような高級店ではなく家族や友人とカジュアルに楽しめる、いわゆる「町の寿司屋」の「魚くま」さん。
カウンター数席の小さなお店なので、大将や女将さんが全てのお客さんにしっかりと目を配ってくれます。
まず注文したのは、呑み比べセット(1,080円)。
お店でご用意している日本酒3種、好きなものをセレクトして飲み比べができるという、とてもおトクなセットです。
今回は大将のオススメということで、福岡県の「繁桝」、福島県の「豊國」、宮城県の「乾坤一」の3種を選んでいただきました。
3品ともとにかく「美味しい!」という感想しか出ませんでしたが、それぞれの香りや味が十分に楽しめました。

お酒のアテに注文したのはバクダン(1,080円)。
マグロ、イカ、カツオ、白身魚、とびっこ、大和芋、オクラ、納豆、卵黄などを混ぜ合わせ、海苔にたっぷり乗せていただきます。
その日の仕入れによって具も変わる、新鮮で贅沢なバクダンは、お酒のアテとしても抜群で相性が最高!スイスイとお酒が進んでしまったねむきゅんでした。
そしてやっぱり最後は握りで締めます!
鮮やかな色のネタは、どれをとっても新鮮そのもの!
「肉厚でキメ細かくて美味しい」という石垣貝は、まだ動いているほど新鮮でした。
そして、ウニの軍艦巻きは惜しみなくギッシリとバフンウニが乗っていて、口に入れると潮騒の香りが全身に広がります。
こちらを日本酒で流し込むのも味わい深いし、お味噌汁でも染みます。
一人でふらっと訪れるお客さんも多いという「魚くま」さん。
決して敷居は高くなく居心地も良いので、勇気を出してのれんをくぐってみてくださいね。
魚くま
住所:東京都杉並区上荻2-9-20
電話番号:03-3399-3695
営業時間:17:00~23:30
定休日:日曜日

今回ご紹介したお店には、「夢眠ねむのまどろみのれん酒」のステッカーを差し上げています。
ステッカーが貼ってあるかどうか、探しに行ってみてくださいね!
そしてBS日テレで毎週日曜夜10時30分〜放送中の「夢眠ねむのまどろみのれん酒」を見逃した方に朗報!
12月24日にはBlu-ray全4巻が発売します。
ねむきゅんに会えるイベントも開催しますので、ぜひ番組公式サイトもチェックしてみてくださいね。
監修:夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
撮影:高橋真人
ヘアメイク:小板橋沙紀
夢眠ねむ
アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーとして活動。
夢眠ねむ1st solo Album「夢眠時代」が好評発売中!
さらに、1月1日には、でんぱ組.incのニューアルバム「ワレワレハデンパグミインクダ」のリリースと、1月6日・7日には3度目の武道館公演を控えている。
でんぱ組.incのほか、映像監督やコラム執筆等、ジャンルに関係なくカルチャーを結ぶポップアイコンとして活躍の幅を広げている。
お酒好きを公言していたが、ダンスのキレに支障が出ると判断し、禁酒。
しかし、10月からBS日テレで放送を開始した「夢眠ねむのまどろみのれん酒」をきっかけに、禁酒を一旦解禁。