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GOURMET  /  2018.12.14

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安室さんが愛したお店も…【沖縄】でハシゴ酒!

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーで、お酒とグルメが大好きな夢眠ねむが各地の酒場ののれんをくぐる、大人で夢見心地なグルメ番組『夢眠ねむのまどろみのれん酒』

第10回は「沖縄食材でまどろむ」。
琉球王国時代から、日本や中国をはじめとしたアジア諸国との交流が深く、食に関してもその各国の影響を受けてきた沖縄。後に米軍統治下時代を経たことにより、独自の食文化が進化し根付いてきました。

沖縄には、アグー豚、石垣牛、やんばる地鶏などのブランド肉や、近海で採れる魚介など豊富な食材があります。さらに、オリオンビールや泡盛など、ご当地の美味しいお酒も外せません。
今回は、そんな食の魅力がたっぷりの街・沖縄の名店をご紹介します。

そして今回のゲストは、でんぱ組.incの古川未鈴さん。ねむきゅんとみりんちゃんはなんと10年来の付き合い!お互いリラックスしてまどろめそうです。

200種以上の泡盛を提供「島酒と肴(しまぁとあて)」

まろやかな口当たりで水割りにも合う「さんご礁」

那覇・国際通りの中心部にある「国際通り屋台村」。
20店もの屋台風のお店が軒を連ねる新たなグルメスポットとして、地元の方や観光客で昼夜賑わっています。

こちらで訪れたのは「島酒と肴(しまぁとあて)」さん。
沖縄では泡盛のことを島酒とも呼び、それがさらにフランクになって「しまー」とも呼ぶことが、店名の由来となったそうです。

こちらの店主は、沖縄県知事認証の「泡盛マイスター」という免許を持っており、豊富な知識で泡盛の銘柄や飲み方を提案してくれます。

ということで、こちらでいただくお酒とお料理は店主にセレクトしていただきました。

炙ることで香りと味わいが深くなるラフテー(豚の角煮)

最初にねむきゅんとみりんちゃんにセレクトしてくれた泡盛が「さんご礁」水割り(500円)。これから出てくる1品目のお料理・ラフテー(豚の角煮)にとても合うそうです。

まずひと口いただきますが、2人ともあまり飲み慣れない泡盛の風味に少し戸惑いがあるよう。

そして、パイナップルを食べて育った豚で作ったラフテーの炙り(680円)をいただきます。
お箸で掴むだけでプルプルと弾むほどのラフテーは、口に入れるとすぐ溶けてしまうほどしっかりと煮込まれています。

このラフテーを食べてから改めて泡盛をいただくと、ラフテーの脂としっかりした味が、泡盛の風味と絡み合ってとても合うとのこと。
ひと口目の印象が一転、泡盛の美味しさがわかってきたという2人でした。

泡盛マイスターの店主が、それぞれの好みに合った泡盛を提案

そして2品目のお料理は70歳過ぎたオバー手作りの、どぅるてん(300円)。

蒸して潰した田芋、豚肉、野菜を炒めたものに衣を付けて揚げたもので、元々は琉球王朝時代に宮廷料理として食べられていた料理。
「しまぁとあて」さんでは、豚肉、椎茸、かまぼこが入っているそうです。

ひと口かじったねむきゅんは「めちゃくちゃ美味しい、持って帰る!」と大絶賛。
「噛むと食材の旨味がジワジワっと出てくる」という旨味たっぷりのどぅるてんに合わせる泡盛は、美ら蛍ロック(500円)です。
しっかりしたお米の甘みとほんのり感じる香ばしさが特徴で、深みのある味わいの泡盛です。

ねむきゅんもみりんちゃんも、1店目から存分に沖縄を感じることができたこちらのお店。
泡盛上級者の方はもちろん、初心者の方や未体験の方でも泡盛を楽しめるよう心配りをしてくれるので、気軽に訪れてくださいね。

泡盛bar 島酒と肴(しまぁとあて)

住所:沖縄県那覇市牧志3-11-17 国際通り屋台村
電話番号:080-4319-0013
営業時間:11:00~25:00
定休日:無休

魚屋の店頭で昼間から呑める「節子鮮魚店」

休日は昼間から大賑わいの大人気店

続いては、「島酒と肴(しまぁとあて)」さんから徒歩で7〜8分、沖縄の人気観光地・牧志公設市場の裏手にある「節子鮮魚店」さん。
店構えからとてもディープな雰囲気が漂います。

こちらはお魚屋さんを営む傍で店頭の一部で呑めるスペースを提供しており、プロが目利きした魚をアテに呑むことができる、角打ちのようなお店なんです。

発泡スチロールに大量の氷を張ったクーラーボックス

こちらは基本的にセルフサービスのお店。
店前に置いてあるクーラーボックス(?)にはオリオンビールをはじめとして缶ビール、缶チューハイ、さらにはワインなども並び、最後に飲んだ本数を確認してお会計するシステムです。

また、揚げ物など調理して提供してくれる商品も一部ありますが、名物の七輪焼きはテーブルにある七輪を使って自力で焼いていただきます。

ねむきゅんはオリオン ドラフトエクストラ(季節限定商品)、みりんちゃんはパイン&シークァーサーのチューハイをセレクトし、乾杯。

さらに、お店の名物という「牡蠣の昆布焼き」と、ハマグリ、ほたてを注文しました。

ついつい無言で見入ってしまう画力の強さ。

まずは、牡蠣のこんぶ焼き(3個/900円)からスタート。
こんぶの上に生でも食べられる新鮮な牡蠣を乗せてそのまま焼くという、調理法はシンプルですが、エンタメ性たっぷりインスタ映え間違いないメニュー。
こんぶの出汁が牡蠣の中にしみて、旨味がたっぷりなんです。

少し焼き目がついた頃、まずはねむきゅんが実食。美味しすぎて言葉にならず、ひたすら悶えるねむきゅん。
みりんちゃんも「こんぶによって旨味が(体感)200倍くらいになっている」と大絶賛。
食べなくても美味しいことは容易に想像できますが、その想像を超える逸品です。

続いて、みりんちゃんが大好物のほたて(1,500円)。
大ぶりで肉厚のほたては、旨味たっぷりなのはもちろん食感もとてもいいので、お酒がスイスイと進みます。

貝殻のまま焼くことにより貝から出るスープで蒸し焼きになるハマグリ(250円)も、醤油を垂らさずにそのまま食べても十分すぎるほど、旨味が凝縮されていました。
魚屋の娘で、ハマグリの名産地・三重出身のねむきゅんも大満足の様子です。

磯の香りが漂うしゃこ貝の刺身(500円)は食感も最高!

節子鮮魚店さんは、日々の仕入れに合わせた様々な魚貝を七輪焼き、刺身、さらには天ぷらなどとして、お手頃価格で提供しています。

また、イカスミ汁やしゃこ貝の刺身といった本土では滅多に見かけることがない沖縄ならではのメニューも揃っていますので、訪れた際は是非召し上がってみてくださいね。

節子鮮魚店

住所:沖縄県那覇市松尾2-8-44
電話番号:098-863-2404
営業時間:12:00~21:00
定休日:木曜日

あの歌姫も訪れた隠れ家「まつもと 別邸ままや」

沖縄といえば、見た目でも楽しめる琉球ガラス。

次に訪れたのは、久茂地交差点そばにある「まつもと 別邸ままや」さん。

那覇市久茂地は、放送局や新聞社、金融機関などのオフィスが立ち並ぶ、那覇の経済の中心地でもあります。

そんな立地もあってか、隠れ家風のこちらのお店は接待などでも多く利用されるほか、なんと9月に引退した歌姫・安室奈美恵さんも訪れるお店だそうです。

泡盛が苦手な人こそ飲みやすい「コーヒー泡盛」

ねむきゅんが自家製コーヒー泡盛(700円)、みりんちゃんがパッションフルーツの梅酒・ソーダ割り(700円)で乾杯。

コーヒー泡盛初体験のねむきゅんが「美味しい、コーヒーの風味だけではなくてしっかりコーヒーの味がする」というコーヒー泡盛。
泡盛にコーヒーをブレンドしたもので、実は沖縄では、チルドカップに入ったコーヒー泡盛がコンビニで販売されているほどメジャーなお酒なんです。

みりんちゃんのパッションフルーツ梅酒は、意外にも甘くないので食事にもよく合うそう。フルーティーな香りが漂うので、沖縄のリゾート感も味わえます。

バラ型にかたどった豚肉は映えポイント!

そしてあぐーしゃぶしゃぶセット(1人前/5,000円)をいただきます。
あぐーとは、沖縄のブランド豚のこと。脂に甘みと旨味が強いという特徴があります。

沖縄では豚は最も愛される食材のひとつで、をテビチ(豚足)やミミガー(耳)ソーキ(あばら)は有名ですが、チラガー(顔の皮)がお土産屋に置いてあったり、血も「チーイリチャー」という炒め料理にしていただきます。
「鳴き声以外、全部食べる」と言われるほど無駄なく食され、愛されている食材です。

そんな豚肉の中でも最上級の、見た目も透き通るようなピンクで美しいあぐー豚を、白菜、しいたけなど具沢山のお鍋に投入。

しゃぶしゃぶが大好物というみりんちゃん「豚の甘みとポン酢の酸味がぴったりで美味しい!」と、大満足。
「豚肉と白菜を一緒に食べると科学的に旨味成分が増える」(みりん談)とのことで、最高のマリアージュですね。

あぐーの甘みと旨味の強い脂が口の中でじんわり溶けるので、ビールにも泡盛にもピッタリ!
また、とても上質な脂なので、どんどん箸が進みます。
セットには前菜や締めのおじやなども含まれており、あぐーを十分に堪能したねむきゅんとみりんちゃんは大満足でした。

まつもと 別邸ままや

住所:沖縄県那覇市松山1-8-5
電話番号:098-867-1350
営業時間:17:30~23:00
定休日:不定休

今回ご紹介したお店には、「夢眠ねむのまどろみのれん酒」のステッカーを差し上げています。ステッカーが貼ってあるかどうか、探しに行ってみてくださいね!

そしてBS日テレで毎週日曜夜10時30分〜放送中の「夢眠ねむのまどろみのれん酒」を見逃した方に朗報!
huluや、その他動画サイトで好評配信中です。
居酒屋でひとり、しっぽり飲むのが好きな方はスマホで、家飲み派の方はご自宅のPCやテレビで、ねむきゅんと一緒に飲んでみてはいかがでしょうか。

また12月24日にはBlu-rayも発売予定なので、ぜひ番組公式サイトもチェックしてみてくださいね。

監修:夢眠ねむ(でんぱ組.inc)
撮影:高橋真人
ヘアメイク:光野ひとみ

夢眠ねむ

アイドルグループ・でんぱ組.incのメンバーとして活動。

夢眠ねむ1st solo Album「夢眠時代」が好評発売中!
12月20日には、著書「まろやかな狂気2 夢眠ねむ遺言集」が発売されます。
さらに、1月1日には、でんぱ組.incのニューアルバム「ワレワレハデンパグミインクダ」のリリースと、1月6日・7日には3度目の武道館公演を控えている。

でんぱ組.incのほか、映像監督やコラム執筆等、ジャンルに関係なくカルチャーを結ぶポップアイコンとして活躍の幅を広げている。

お酒好きを公言していたが、ダンスのキレに支障が出ると判断し、禁酒。
しかし、10月からBS日テレで放送を開始した「夢眠ねむのまどろみのれん酒」をきっかけに、禁酒を一旦解禁。

夢眠ねむのまどろみのれん酒

BS日テレで毎週日曜日よる22:30~放送中。
毎週日曜23:00~順次、huluほかにて配信。
https://www.happyon.jp/
番組Blu-ray全4巻が好評発売中!
詳しくは番組ホームページへ。
http://www.vap.co.jp/madoromi/
©VAP・BS日テレ