GOURMET / 2019.02.17
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アジアNO1!『五感で楽しむ』レストランへ

Asia’s 50 Best Restaurantsで4年連続No.1。ミシュラン2つ星を2017年に獲得したタイ・バンコクにある分子ガストロノミーの名店「Gaggan(ガガン)」に行ってきました。
こちらがメニューです。

全く想像もつかない斬新なメニューにテンションが上がります。
Gaggan流 分子ガストロノミー(分子料理)とは?

分子料理とは食材や調理法を分子レベルまで研究し、初めての感覚と新しい発見がある五感に働きかける料理です。
そこにインド出身のシェフであるガガンさんが「Progressive Indian Cuisine」をテーマに掲げ、世界各国の美食とコラボレーションした実験的かつ革新的なインド料理をライブで提供してくれます。
まずは驚きの一皿!

序盤である3皿目のメニューは「舌」。
なんとお皿を舐めて味わう料理なんです!
正直、誰かが舐めるまでは躊躇して何もできませんでした(笑)
キッチンから「enjoy!」の言葉をもらい、それはそれは戸惑いつつ「郷に入っては郷に従え」をモットーにペロリ(笑)
美味しさと共に自然と笑みがこぼれます。
周りにいたゲストもアジアNo.1レストランという緊張感から解放され、一気に子供のような笑顔に。キッチンも客席も、そこにいるみんなが打ち解けたような感覚になりました。
色彩豊かな一皿や


モダンアートのような一皿


スパイシーなインド料理や

日本料理の代表 お鮨も!

シェフのガガンさんは和食が大好きで、卵かけご飯、昆布や海苔、柚子といった和の食材が、ふんだんに使われていました。
料理との相性が抜群な美酒

ソムリエの方が料理をさらに引き立ててくれるお酒をセレクトしてくれます。
ライブで楽しめるという贅沢

ワクワク・ドキドキのライブ感を味わえるのもオープンキッチンならでは。

25皿ある料理を3時間以上かけて食べる間も、ガガンさんのスピーチや演出であきることはありませんでした。
同じ素材で出来た違う形のお皿

パズルのようなお皿を合わせるとインドという1つの国に

自国であるインドの歴史などを交えながら、ガガンさんは食を通じて大切なことを伝えようとしてくれます。
デザートは「虹」がテーマ

フィナーレも大盛り上がり!

スタッフの方々が指でメニューに虹色のサインを描きます。
最後は絵文字メニューの答え合わせ

ロックバンド「KISS」の曲「Lick it up」が爆音で流れだし、運ばれてきたお皿を舐めて味わう。
店内がいきなり真っ暗になったらキッチンからファイヤー!
驚き、喜び、そして楽しむ。
初めてづくしの奇想天外な料理の数々。
全てがオンリーワンなステージの最後は、ミュージカルのフィナーレのように大きな拍手で幕を閉じました。
大事なお知らせ!
なんとこのバンコクにあるアジアNo1のレストラン「Gaggan」は2020年に閉店し、ガガンさんは日本で新しいチャレンジをするそうです!
来年か再来年あたりには日本でガガンさんの料理が味わえるかもしれません!
今後がますます楽しみな「Gaggan」に乞うご期待!
Gaggan
住所:68/1 Soi Langsuan Ploenchit Road Lumpini, Bangkok, Thailand
電話番号:+66(0)2-652-1700
E-mail:info@eatatgaggan.com
URL:http://eatatgaggan.com
※オープンキッチンの席は特に十分な余裕をもって、お問い合わせください。